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[abrt] full crash reportの対処法

Posted in CentOS7

システムを運用していると、時に
[abrt] full crash report
というタイトルのレポートが送られてくる事があります。

超不穏なメールですよね・・・full crash reportなんて・・・。
でもまだ慌てる時間じゃありません。落ち着いて、内容を確認しましょう。

その前にABRTとは、自動バグ報告ツールのことで、アプリケーションのクラッシュやLinuxカネールがOopsしたのを拾ってレポートにまとめて通知してくれるデーモンです。
(参考)RedHatカスタマーポータル 第22章 自動バグ報告ツール (ABRT)

ちょっと以前のものですが、エラー内容は下記の通り

さてどんなエラーだったのでしょうか・・・
cmdline: /usr/bin/python -tt /usr/sbin/yum-cron
executable: /usr/sbin/yum-cron
pkg_name: yum-cron
ふむ・・・yum-cronを動かした時にクラッシュしたようだの。

backtrace:以下に詳しい内容が書かれているので見てみましょう。Traceback以下にはクラッシュに至るまでのトレースも出ています。
:config.py:103:__set__:ValueError: Error parsing “apply_updates = ‘yes`'”: invalid boolean value

あっ・・・(察し)
yum-cron(自動でパッケージの更新を確認してくれるパッケージ)のapply_updatesオプションがError parsing xx invalid boolean value(boolean型にパースできない)だよ!と怒っていらっしゃいます。
なんかyesの後にグレイヴアクセントが入ってますね・・・。完全に私のミスです本当にありがとうございました。

エラー箇所がわかったら、あとはしれっと修正しておきましょう。
(今回はyum-cronなので/etc/yum/yum-cron.confを編集して終了)

くだらないところでエラー出しちゃったな・・・

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