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CentOS7にvsftpdでFTPサーバ構築

Posted in CentOS7

今回はvsftpdを使ってFTPサーバを構築する手順です。
頻繁にデータをアップロードしたりダウンロードしたりしなければ不要ですが、あるとやっぱり便利ですよね。

FTPにアクセスするユーザ名は【hoge】
FTPサーバのFQDNは【ftp.jdbc.tokyo】
で説明します。


まず、FTPサーバ用のサーバ証明書を用意します。
証明書を作成するディレクトリを作成・移動し、適当なファイルを作成します。

3DESで2048bitの秘密鍵を作成します。パスフレーズ

続いて自己証明書を作成します。

最低限Common Nameだけは正確に入力してください。
ここまでは普通の自己証明書ですが、vsftpdにサーバ証明書を設定する場合は鍵と証明書のペアが1つのファイルに記載されている必要があります。
なので両ファイルをまとめたファイルを作りましょう。 ついでにパーミッションも直します。

ここまできたらいよいよvsftpdをインストールします。

んでvsftpdの設定。

FTPログイン後のホームディレクトリを設定するファイルを作成します。
(今回はログイン後のディレクトリを/var/www/htmlにする例です)

次に、親ディレクトリに移動可能なユーザを作成する場合は下記ファイルにユーザを追記します。

あとはポートを開放してサービス自動起動の設定をすれば完了です!

設定はこれで完了なので、あとはお好きなFTPクライアントから接続を試してみてください。
お使いのルータの種類によっては、PASVポートを動的に開放してくれないものもあります。
FTPログインはできたけどデータのアップロードができない。という状況の場合は、その可能性が高いですね。
そうなってしまったら仕方ないのでPassvive通信用ポートも開けてくださいまし。

お疲れ様でした!

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