先日BIOSの設定を変更していたら、アンインストールしたはずのubuntuがブート項目の中にいることに気が付きました。
あまりこの手の事を勉強してこなかったのですが、システムのブート情報(BCD情報と呼ばれている・・でいいのかな?)は、UEFIの規格上M/BのNVRAMとドライブのEFIパーティション内に記憶されており、OSインストール時や管理者が変更を加えた時に同期されるようになっている模様。
つまりOSをアンインストールしたいと思ってOSの入っていたパーティションだけ消してしまうと、BCD情報の残骸だけ残ってしまうみたいです。
というわけでWindowsからこのブート情報を消す方法の備忘録です。
1,コマンドプロンプトを管理者権限で実行する。
2,bcdedit /enum firmware コマンドの実行
このコマンドを実行すると、BCD情報の一覧が出てきますので、その中から削除したい項目を探します。
例えばこんな感じの表示です。
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ファームウェア アプリケーション (101fffff -------------------------------- identifier {ffffffff-ffff-ffff-ffff-ffffffffffff} path \EFI\ubuntu\shimx64.efi description ubuntu |
identifierの{ffffffff-ffff-ffff-ffff-ffffffffffff}をどこかにコピーしておきます。
3,bcdedit /delete {ffffffff-ffff-ffff-ffff-ffffffffffff} コマンドの実行
コマンドから推測できると思いますが、このIDのBCD情報が削除されます。
消す項目を間違えないように注意しましょう!お兄さんとの約束です。
4,bcdedit /enum firmware コマンドで消えたか確認。
以上でOKです。再起動して消えてればOK。
うーん、基本的な事なのに知らなかった。